DETAIL
◾️Tieup◾️
肉厚ながらに柔らかい生地感で、ゴワつきなく着ていただけるL/S TEE。
以前リリースしたS/S TEEと同様の生地を採用しております。
太番手の空紡糸を度詰めで編むことによって、程よいふくらみがありながらハリやコシ感が生まれた、独特な風合いをもった生地そ使用。
“空紡糸”、“オープンエンド” といった方がわかる方もいるかもですね。
ざっくり言うと、空気の流れを使って遠心力で紡績を行う糸のことなのですが、繊維の間に空気が含まれる糸になります。
そのためふっくらとしつつざっくりとした生地感が生まれるのですが、その糸を度詰めで織っているため独特のハリ感がある生地になる。といった感じです。
独特の風合いも出てくる生地なので、着ていくたびにクタっとした柔らかい印象を与えてくれます。
袖部分も少し長めに設定。
袖口にはリブを配し、肩幅、身幅にゆとりを持たせることで、袖を少し溜まらせるような仕様に。
ロンTではありますがスウェットのような、1枚で着ても様になるように作り上げております。
着丈はTANK TOPが同じサイズで少し出るように設定しているので、レイヤードにも使っていただけたらと思います。
S/S TEEでも同様な仕様にしていますが、生地感の持つガシッとしたストリート感のあるルックスを抑えるように、ネック部分はバインディングにし、さらにその幅も細く設定。
バインディングは首元がヨレにくい、伸びにくいというメリットもあるため、タフな生地感とも合わせてヘビーユーズで着ていただけます。
胸ポケットはタバコとライターを横に並べて納まるように横幅を設定。
サングラスやメガネをかけた際にテンプルがちょうど納まるような深さに設定しております。
裾部分は80年代以前のTシャツに見られる “天地引き” で今回も製作。
裾のステッチが1本の点線状の縫い目になっているものなのですが、現行のTシャツに使われている “2本針平縫い” と比べて一見強度が弱く感じられますが、縫い目方向の強度はこちらの方が高いという縫い方。
高い技術力が必要とされるため、現在この縫い方を行える職人も減ってきており、廃れてきている技術でもあります。
おそらくそこまで見る人も少ないとは思いますが、こういったステッチやネックの幅、ポケットのサイジング等々で、ゆったりとしたサイズ感や生地感の持つカジュアルな雰囲気を、どことなく上品に変えてくれるので、そういったところも楽しみながら着ていただけたらなと思っております。
カラー展開はOFF WHITEとCHARCOALの2色展開。
今年の展開はCHARCOALをメインに置き、今後のリリースアイテムや、他のブランドとも合わせて着ていただけるような展開にしております。
◾️COLOR◾️
OFF WHITE、CHARCOAL
◾️SIZE SPEC (cm)◾️
M:着丈 71 / 肩幅 56.5 / 身幅 587 / 袖丈 61
L:着丈 73 / 肩幅 60 / 身幅 61 / 袖丈 61.5
XL:着丈 76 / 肩幅 64 / 身幅 67 / 袖丈 62
モデル着用サイズ L (173cm)
◾️MADE IN JAPAN◾️